タブファイラー開発ブログ

Tablacus ExplorerやX-Finderの作者のブログ

サイズ形式のカスタマイズ - Tablacus Explorer

Tablacus Explorer 15.5.17でサイズ形式のカスタマイズを追加しました。

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オプションの「一覧」のサイズで指定します。

「既定」は従来通りでWindows Vista以降では詳細でKB固定、並べて表示では自動になります。

「自動」はサイズによって単位を自動的に付けます。

「123」は数字だけで表します。

「KB」は単位がKBで固定です。

「MB」は単位がMBで固定です。

「GB」は単位がGBで固定です。

エクスプローラブラウザ(詳細・並べて表示)にチェックが入っている場合は既定の表示になります。

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「高度」を押すと詳細な設定を行えます。

「既定」が「0」

「自動」が「2」

「123」が「3」

「KB」が「1」

「MB」が「0x22」

「GB」が「0x32」

になります。いきなりMBから「0x○○」になっていますが、これは前の数字が単位、後ろの数字が小数点以下の桁数になります。

単位は「1」が「KB」、「2」が「MB」、「3」が「GB」、「4」が「TB」、「5」が「P」、「6」が「E」になります。(さすがに後半のは大きすぎて実際のテストはできていませんが…)

例えば、「0x12」とすれば、「465.26 KB」みたいにKB固定で小数点以下の数字が2桁になります。

この値はフォルダ設定でも「Ctrl.SizeFormat = 0x12;」等として設定することができます。

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あと、「自動」と「KB」と「その他」では使用しているAPIの関係で端数処理が異なります。

「自動」は「切り捨て」、「KB」は「切り上げ」、その他の場合は「四捨五入」になります。

「1」と「0x10」は両方共KB固定で少数なしですが、表示が微妙に異なることがあります。

同様に「1」と「0x11」で、表示がKBになる場合も表示が微妙に異なることがあります。