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Windows 10 Fall Creators Updateのバグ対策 - Tablacus Explorer

Windows 10 Fall Creators Updateで発生している詳細表示でスクロールバーが出ている場合、マウスの範囲選択での複数選択をするとカーソルが画面の端っこに吹っ飛んでしまうという不具合の対策アドオンが良い感じに対策できました。

最初はマウスカーソルが端っこの場合、元の位置に戻すという対処療法でした。

これにはひとつ問題があり、マウスカーソルが飛んでからの対処療法なのでマウスカーソルが一度、端っこに行ってしまう為にどうしてもリストがスクロールしてしまいます。

スクロール位置も覚えて戻そうかなとテストしていたところ(リストビューのスクロール位置を戻すのが、詳細とその他やグループの有無で違うなど結構ややこしいかったのです)

デバッグ ビューで数値を表示してみると何故かマウスカーソルの吹っ飛んでしまう現象が起こりません。

もしかしてと思い

リストのマウスカーソル移動時で左右ボタンが押されている場合に、RedrawWindowで再描画を行うようにしてみました。

予想通り不具合は発生しなくなりました。

なんでこんなので直るのかは私には解りませんが、とにかく直りました。

ソースはこんな感じです。

リストビューじゃなくても何かをRedrawWindowで再描画すればOkっぽいです。

Windows 10 Fall Creators Updateでマウスカーソルが吹っ飛んで困っている方、ご自由にお使いください。