タブファイラー開発ブログ

Tablacus ExplorerやX-Finderの作者のブログ

2014-01-01から1年間の記事一覧

名前/更新日時を切り替える英語対応ランチャ(X-Finder)

某所>>750 Script:JScriptvar s = WScript.Env("%SortMode%");if (s == "名前") { WScript.Exec("Sort: 更新日時");}if (s == "更新日時") { WScript.Exec("Sort: 名前");}if (/Name/i.test(s)) { WScript.Exec("Sort: Date modified");}if (/Date modified/…

Tablacus Explorer 14.12.1の調整箇所

今回はリスト部分のコンテンツ表示をフレームなしの場合もエクスプローラと同じ表示になるように調整しました。 そして、今回追加したアドオンは要望の多かった、起動時の処理と非アクティブペインです。開始時の処理は、Tablacus Explorerの開始時に実行す…

Tablacus Exploerのマルチプロセス

マルチプロセスのアドオンは以下のような感じのスクリプトで実装しています。 1.アドオンからワーカープロセスの呼び出し(script.js) wsh.Runでワーカープロセスを実行しています。 「api.PathQuoteSpaces(api.GetModuleFileName(null))」でTEの実行ファイ…

Tablacus Explorer 14.11.17の調整箇所

今回はマウスとメニューと選択とマルチプロセス関連を調整しました。 「マウス」はボタンやジェスチャー動作の場所に「一覧(バックグラウンド)」と「タブ(バックグラウンド)」を追加しました。 一覧(バックグラウンド)は選択が無い状態で一覧画面上でのマウ…

細部の調整(ステータステキスト)

Tablacus Explorer 14.10.21の調整箇所のステータステキストですが、先日、Windows 8.1を使っている方からステータスバーの表示がおかしいと連絡がありました。Tablacus Explorerでは文字列はなるべくOSが持っているテキストを利用するようにしています。ス…

ファイル処理の調整(X-Finder/Tablacus Explorer)

今回のファイル処理の調整では、古いAPIのSHFileOperationの代わりに後継のインターフェイスであるIFileOperationが使えれば使う様にしました。 サイズの巨大なファイルやネットワークを使う場合に設計が古いSHFileOperationでは無駄にキャッシュをしたりし…

Windows8でzipfldr.dllを使った解凍

PPxのTOROさんが昔、TwitterでWindows8でzipfldr.dllからIPersistFileが使えなくなったと書かれていました。 Windows8 で PPv の zipfldr.dll 経由 zip 内表示ができなくなった。IPersistFileが使えなくなったようだ orz— TORO (@toroidj) 2012, 8月 29 Tabl…

Delphi 6 Personal EditionにTnt Unicode Controlsを

GitHubにTnt Unicode Controlsのソースがあり、ライセンスが著作権を保持するならば、ソース形の再配布および使用は、修正の有無にかかわらず、許されますとのことだったので、Delphi 6 Personal Editionで動くようにDelphi 6 Personal Editionに無いコント…

X-Finderがavast!に誤検知でブロックされダウンロードできない場合の対処方法

2014年8月18日位からavast!がX-Finderを誤検知でブロックしてしまう問題が発生しています。 様々なアンチウイルスソフトで徹底的に検査するVirusTotalで調べてみましたが、全く問題が無いのでavast!の誤検知だと思います。なんとVirusTotalのavast!も問題な…

X-Finderがavast!に誤検知された場合の対処方法

今日、アンチウイルスソフトのavast!にX-Finderがブロックされました。 様々なアンチウイルスソフトで徹底的に検査するVirusTotalで調べてみましたが、全く問題が無いのでavast!の誤検知だと思います。なんとVirusTotalのavast!も問題ないし…… X-Finder 12の…

Delphi 6で「元に戻す」を実行するサンプルプログラム

GitHubにDelphi 6で「元に戻す」を実行するサンプルプログラムをアップしました。 https://github.com/tablacus/TablacusUndo まず、「ファイルを開く(File Open Dialog)」でファイルを開くのダイアログが開きます。 ここでファイルの操作を行って下さい。 …

中国語(繁体字)の言語ファイル

Tablacus Explorerの中国語(繁体字)の言語ファイルを貰いました。 日本語では見慣れない漢字もありますが、なんとなく意味が分かりますね。 「サイズ」が「大小」なのが興味深い。 【日本語版Windowsなのでヘッダが日本語】 【オプションも中国語(繁体字…

クリップフォルダ(Tablacus Explorer アドオン)

X-Finderでお馴染みのクリップフォルダをTablacus Explorerのアドオンで作りました。 クリップフォルダとはいろんな場所のファイルやフォルダを一時的にまとめておける機能です。 クリップフォルダを作りたいフォルダのファイルやフォルダの無い場所で右クリ…

検索 バー関連のアドオン(Tablacus Explorer)

前回はアドレス バー関連だったので、今回は検索 バー関連の情報を書きます。 検索 バー関連のアドオンは4つあります。 ■フィルター バー フィルター バーは最初からインストールされています。 入力ボックスに文字を入力すると、すぐに開いているフォルダで…

アドレス バー関連のアドオン(Tablacus Explorer)

現在、アドレス バー関連のアドオンは5種類あります。 ■アドレス バー これは最初からインストールされています。Windows XPのエクスプローラのアドレス バーっぽく作っています。 右のボタンのクリックでドライブ一覧が表示されます。 アイコンをクリックす…

イベント関連の調整(Tablacus Explorer)

今回のTablacus Explorerのイベント関連の調整では、イベントのDShellFolderViewEventsを処理するようにしました。 DShellFolderViewEventsのイベントを処理できるようにする為には 1.取得しているIShellViewからGetItemObject(SVGIO_BACKGROUND, ...)を使っ…

Tablacus Explorerのアドオンの解説(X-Finder)

新しいアドオン、X-Finderをインストールするとtablacus Explorerで、X-Finder互換のビルトインコマンドや環境変数が使えるようになります。 ※「Split:」「Drop:」等、まだ使えないビルトインコマンドもあります。 X-Finderのビルトインコマンドを使う場合は…

わかりにくいアドオン・その1(マルチスレッド、マルチタスク等)(Tablacus Explorer)

Tablacus Explorerのアドオンのマルチスレッド、マルチタスク、FastCopy、Fire Fire Copyはコピー中等にTablacus Explorerで他の作業ができなくなる問題をマルチスレッドやマルチタスク等を使って解消する為のものです。 これらのアドオンは一緒にインストー…

メニューを調整しました。(Tablacus Explorer)

前のバージョンまでは、XPやクラシックテーマの場合はTablacus Explorerで追加したメニューアイコンの前だけスペースが開いていました。 これはオーナードローを使っていないので仕方ないことだと思っていました。 しかし、EternalWindowsのビットマップメニ…

タイプを追加しました。(Tablacus Explorer)

昨日の更新で実行時のタイプに「RunAs」と「キー」を追加しました。 「RunAs」は管理者として実行(Vista/7/8)・別のユーザーとして実行(XP)になります。 「キー」はキー入力をエミュレートします。キーの入力はSendKeysと同じで「A」等の普通のキーはそのま…

結果フォルダに対応しました。(Tablacus Explorer)

今回のTablacus Explorerでは結果フォルダに対応しました。 結果フォルダとはX-Finderのクリップフォルダの様に一つの階層にいろいろなファイルやフォルダをまとめる機能です。 クリップフォルダのアドオンは後日にアップする予定です。とりあえず、スピード…

検索機能(X-Finder/Tablacus Explorer)

今回、X-FinderとTablacus Explorerに検索機能を追加しました。 FilterViewってフィルタだと思い込んでいたのですが、ひょんなことから試してみたら、検索だったので、びっくりしました。 この検索はWindows Vista以降しか対応していませんが、Advanced Quer…

続・カスペルスキーの問題

PC

カスペルスキーに調査用データを送って調べてもらったのですが、動作の遅延やエラーなどの発生もなく正常とのこと。 こちらでは問題が出るので今度は簡単なテストプログラムと結果とトレースログを送ってみました。 あちらでも問題が出ればバグをサクッと発…

フォルダの監視(Tablacus Explorer)

Tablacus Explorer 14.2.10からシェル関数のSHChangeNotifyRegister関数でフォルダを監視するようにしました。 フォルダ内の更新はエクスプローラ互換のコントロールを使っている関係で自動的にやってくれるので、今回は開いているタブのフォルダ自体が削除…

ZIPフォルダ内をIShellFolder2で列挙してみた。

前回はIStorageでの列挙でしたが、今回はIShellFolder2→IEnumIDListで列挙できるか試してみました。 IStreamの取得もIShellFolder2->BindToStorageでできました。 ItemIDListからファイル名に変換する場合はIStorageでの列挙の方が簡単ですね。 そして、IShe…

ZIPフォルダ機能無効化でも解凍する(Tablacus Explorer)

Tablacus Explorer 14.1.27からはZIPフォルダ機能が無効化されている場合はzipfldr.dllを直接使ってZIPを解凍する機能を追加しました。 Windowsの高速化などでZIPフォルダ機能を無効化している場合には、アドオンの解凍で解凍ソフトを指定する必要があったの…

続・64ビット環境でスクリプトを実行する

前回の記事を書いた後、思った事、それは 無いなら作れ! マイクロソフトが作らないなら勝手に作ればいい …という訳で、64ビットで動作するMicrosoft Script Control(msscript.ocx)互換のTablacus Script Control 64を作ってみました。 このソフトはMicrosof…

64ビット環境でスクリプトを実行する

64ビットネイティブ環境ではScriptControlが使用できません。代わりに以下の方法があります。 1.IEコンポーネントを使用 htmlを表示するIEコンポーネントのスクリプトタグを使用すれば、スクリプトが実行できます。 メリットはIEの機能(alertやprompt等)が…