タブファイラー開発ブログ

Tablacus ExplorerやX-Finderの作者のブログ

Tablacus Explorer 14.11.17の調整箇所

今回はマウスとメニューと選択とマルチプロセス関連を調整しました。

「マウス」はボタンやジェスチャー動作の場所に「一覧(バックグラウンド)」と「タブ(バックグラウンド)」を追加しました。

一覧(バックグラウンド)は選択が無い状態で一覧画面上でのマウス処理、タブ(バックグラウンド)はタブのタブのない場所でのマウス処理になります。

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今までは「一覧」や「タブ」だけだったので選択の有無やタブの有無で動作を分けたい場合はスクリプトを使って場合分けをする必要があったのですが、一覧(バックグラウンド)に登録があればそれで動作を分けることができます。

今回から 11(左ダブルクリック)一覧(バックグラウンド)のみ「タブ+上へ」にして一覧の項目のない場所のダブルクリックで上の階層に移動するようにしています。
タブでは11(左ダブルクリック)でタブは「タブ+ロック」でタブ(バックグラウンド)は「タブ+新しいタブ」にしました。

一覧(バックグラウンド)で設定のない場合は選択の有無にかかわらず一覧の設定が有効になります。

※すでにカスタマイズしている場合は以前の設定を引き継ぎます。
※ほとんどカスタマイズしてない場合など、新しい設定にしたい場合はヘルプ(H)→configで表示した一覧画面のmouse.xmlを削除してツール(T)→カスタマイズの再読込(R)でマウスの設定を初期化できます。


「メニュー」はメニューの状態等を管理しやすくしました。タブのメニューでロックしていると「ロック」にチェックされたり、閉じるが薄く表示されるようになりました。


「選択」はフォルダ移動時の選択をWindows 7エクスプローラっぽくしました。キーでの操作はこちらの方が快適だと思います。


「マルチプロセス」はTablacus Explorerにマルチプロセス処理の機能を入れやすいように調整しました。アドオンの「マルチプロセス」でTCM32.exeやTCM64.exeなしでマルチプロセス処理ができるようになりました。